背景
当初のBybeitは、国内向けの求人マッチングサービスとして事業を開始しました。しかし事業を進める中で、私たちが繰り返し直面した課題は、国内ではなく海外に存在していました。日本市場の潜在性を認識しながらも、高額な支援費用・言語の壁・日本特有のビジネス慣行を前に、参入を断念せざるを得ない海外企業が数多く存在するという現実です。
日本のSaaS市場は2023年に1.4兆円を突破し、2027年には2兆円超に達する見込みです。一方、日本における生成AI導入率は27%にとどまり、米国の68.8%と比較しても大きな開きがあります。適切なサポートを得られる企業にとって、日本市場の成長余地は依然として大きいと言えます。しかし現実には、言語・文化・ビジネス慣行における障壁は高く、デジタルGTMを熟知した実行支援型のパートナーは、手の届く価格帯においてほとんど存在しません。
私たちはこの空白に正面から取り組みます。
代表取締役CEO 山﨑日向は、次のように述べています。「1年間の事業を通じて、本当に解決すべき課題がどこにあるのかを学びました。海外企業は日本進出への意欲を持っています。ただ、信頼できる、かつ現実的なコストで実行してくれるパートナーがいない。私たちが解決するのはその課題です。このピボットはBybeitが真に貢献できる場所への、最も明確な一歩です。」
サービス内容
当社では、以下の3つのコアサービスを提供いたします。
- 日本語ローカライズ対応のランディングページ制作、ポートフォリオ作成、ビジネス文書翻訳、SNSアカウント開設・運用(2ヶ月間)。日本市場において信頼性ある形で存在感を確立するために必要な一式を提供します。
- SNS運用・分析、および日本語対応のカスタマーサクセス支援。クライアント企業の日本における実動チームとして機能します。
- 国内企業の意思決定者へのアプローチ・商談設定を代行します。費用は商談成立時のみ発生する成果報酬型です。
当社の差別化要因
当社は、従来型のコンサルティングファームとは異なるアプローチをとります。ネイティブレベルのバイリンガル対応能力と実践的なデジタル実行力を兼ね備え、SaaS・AI領域に特化した支援を提供することで、既存の競合サービスが対応しきれていない領域を担います。
現在、この領域における支援リソースは大きく4つに分類されます。JETROをはじめとする公的機関は情報提供に留まり実行支援を行いません。中堅コンサルティング会社はデジタル領域への対応が十分ではありません。フリーランスは継続性・品質管理の面で課題があります。大手コンサルティングファームはスタートアップにとって現実的なコストではありません。当社はこのいずれにも該当しない、新たな位置づけとして、実行支援に特化したSaaS・AI特化型の日本市場参入パートナーを担います。
当社のもう一つの強みは、内部オペレーション基盤にあります。取締役CTO 松本知大は次のように述べています。「ソフトウェア開発能力は、当社のバックグラウンドにある資産ではなく、サービスデリバリーの中核を担うものです。品質管理の体系化、レポーティングの自動化、スケールに耐えうるオペレーション構築を、自社開発のツールで実現しています。さらに、翻訳ワークフロー・コンテンツ制作・クライアントコミュニケーションへのAIツール統合により、同規模の競合と比較してより迅速かつ安定したデリバリーが可能です。コンサルティング事業とエンジニアリングは切り離されたものではなく、相互に強化し合う構造であり、それ自体が複利的な競争優位になると考えています。」
創業者2名はいずれも英検1級を保有し、慶應義塾大学に在籍しています。日経「未来社会共創コンテスト」グランプリ受賞、App Storeへの2製品リリース、創業以来の実践的なB2B営業活動の実績を有しています。
現在の状況
現在はフェーズ1として、3社のクライアント候補と初期ヒアリングを進めており、最初の有償パイロット契約の締結に向けて取り組んでいます。実績の構築を最優先に据え、着実に前進しています。既存のバイバイト求人マッチングアプリは公開サービスとしての提供を終了いたします。これまでに構築してきた内部ツールおよびオペレーション基盤は、新事業のコンサルティング業務の拡大に向けて活用してまいります。
なぜ今か
円安基調が続く中、日本市場への参入を検討する海外企業の数は着実に増加しています。このタイミングを活かして動ける企業が、適切なローカルパートナーとともに、日本市場での優位性を確立できると考えています。
そのパートナーとして、私たちが貢献できると確信しています。
日本市場への参入をご検討中の海外SaaS・AIスタートアップの皆様、ぜひご連絡ください。
バイバイト株式会社|代表取締役CEO 山﨑日向・取締役CTO 松本知大
